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2倍嬉しい!記憶力アップのための食事術

脳と食事は密接な関係を持っていることをご存知でしたか?

私たちが身体を動かすときに糖質やたんぱく質、脂質から得られるエネルギーを必要とするのと同様、脳も糖質から得られるエネルギーを使って活動をしています。また、脳の機能を高めて集中力や記憶力を上げるためには、青魚などの脂肪に多く含まれるDHAや脂質の一種であるレシチンなどを摂るとよいとされます。

さらに近年の研究により、脳と食の関係について、栄養面だけでなく、食事中に行う「咀嚼」という側面も注目されるようになっています。

脳と咀嚼の関係

もし毎日食事を通して行う「咀嚼」で脳が活性化できるのであれば、これほど嬉しいことはありませんよね。では、なぜ咀嚼することで脳が活性化されるのでしょうか?

食事が口に近づくと口が開き、食事が口に入ると口が閉じるという「噛む」運動は、一見単純なようで複雑な脳の指令によって行われています。「噛む」という運動を行う際、脳は口だけでなく、手や腕、目や口といった身体の様々な部位に指令を出し、連動して「噛む」という運動を行っているのです。

「食べる」という行為を通して、脳は様々な刺激を受け取っています。実際、「ものを噛む」際は、脳内の血流増加や神経活動だけでなく、脳の運動野や感覚野、前頭野、小脳までもが活性化することも分かってきました。

前頭野は人間の知的領域を司っています。情報の整理や意思決定、感情、行動、記憶、コミュニケーションなど、生活していく上でとても重要な役目を持っている部位です。認知症の方は前頭野の機能低下が指摘されていますが、「咀嚼」によって脳が活性化するため、対策として有効だと考えられています。

記憶力を高めるために必要な栄養素とは

記憶力において大切なことは、神経細胞と脳がコミュニケーションを行っているという点です。神経伝達物質と呼ばれるものが、神経細胞や脳の間で行き来し、情報を伝達することで脳へ記憶が定着します。

もの忘れが多いと思われる方は、この神経伝達物質の働きが低下していること考えられるため、以下に挙げるような脳をサポートする栄養をしっかりと補うことが大切です。

・ビタミンB群
脳の正常な機能を保つ働きがあると言われる栄養素です。肉類や玄米、雑穀米、緑黄色食野菜、豆類に多く含まれています。

・レシチン
アセチルコリンと呼ばれる記憶と関わる神経伝達物質の原料となる脂質の一種で、記憶力を高めるためには必須の成分だと言われます。大豆や卵黄に多く含まれています。

栄養をバランスよく摂るということは基本ですが、不足しがちな栄養素や成分を意識して補っていくことが記憶力を高めるコツです。よく咀嚼して記憶力アップを美味しく効果的に行いましょう。

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