【家庭でお手軽!毎日飲むだけ記憶力ケアがおすすめ!】では、サプリメントによるご家庭での知的ケアをご紹介しましたが、そもそも「知的ケアサポート成分」にはどんなものがあって、どんな働きをするのでしょうか。
今回はそんな疑問を解消するため、「知的ケアサポート成分」として有名な物をいくつかご紹介させていただきます。
DHA(ドコサヘキサエン酸)

「頭が良くなる」などのフレーズで有名なDHA(ドコサヘキサエン酸)は、青魚の魚脂に豊富に含まれている成分です。細胞を柔らかくして血管をしなやかにする働きを持つため、学習や記憶を司る脳の海馬にたっぷり酸素と栄養を届けてくれます。また、脳の神経伝達物質のはたらきを活発にし、脳の働きをサポートするという特長もあります。
さらに、DHAと一緒に配合されることの多いEPAは、血液をサラサラにすることで、DHAの働きをサポートしてくれます。
イチョウ葉エキス

緑色のイチョウの葉から抽出されるイチョウ葉エキスは、記憶力の維持やサポート役として注目されています。年齢を重ねて低下した脳の血流を改善することで、記憶力をサポートするとして、特にドイツなどでは医薬品としても扱われています。
しかし日本で流通するイチョウ葉エキスはあくまで食品レベルにすぎず、品質は商品によって異なるため、選ぶときは注意が必要です。
ホスファチジルセリン(PS)

特に脳に多く存在しているリン脂質の1種です。世界中から注目されている脳の栄養素・ブレインフードの1つでもあります。一般的な食品では大豆に少ししか含まれていないため、サプリメントなどの健康食品から補給することが推奨されています。
核酸(DNA、RNA)

核酸はDNAやRNAのことをで、人に欠かせない必須栄養素でもあります。記憶力の正常な働きをサポートしてくれるだけではなく、身体の様々な働きをサポートするとして近年注目を浴びています。
健康促進や病気の予防・治療にアプローチしてくれるので、衰え等を感じやすい年齢になったら積極的に摂っておきたい成分の1つです。
プラズマローゲン

人の脳に含まれる脂質の約半分を占めるリン脂質の1種。リン脂質のうち約20%を占めており、脳の働きに大きく関わっていると考えられています。
加齢や生活習慣、多忙な日々のなかで徐々に減ってしまうので、ぼんやりの予防・緩和のために補給を推奨されることが多い成分です。
クリルオイル

「南極オキアミ」というプランクトンから抽出される成分で、DHA・EPAを豊富に含みます。水溶性の「リン脂質」であるため、一般的な魚由来のDHA・EPAよりも効率良く体内に吸収されると言われています。
おわりに
ここで紹介させていただいた6種類の成分は、数多く存在する知的ケアサポート成分のごく一部にすぎません。まだまだ有名な知的ケアサポート成分はたくさんありますし、近年特に研究が進んでいる分野でもあるため、ご紹介しきれなかった成分もたくさんあります。
最新の研究で注目されている成分については改めて【専門科も大注目!知的サポート成分のレシチンって何?】でご紹介させていただきます。